mércores, 29 de marzo de 2023

Post 3: La Dependienta. Club de lectura de xaponés

 

村田 沙耶香 (むらた さやか) ・ コンビニ 人間 (コンビニ に んげん) 3

Sayaka Murata – La dependienta – 3

El tercer post corresponde a la sinopsis de contexto: autor – obra – época en日本語. La que figura a continuación no tiene ふりがな debido a las características de la plataforma del blog pero aquí se puede acceder al mismo texto con ふりがな donde se considera que hay mayor dificultad de lectura.

 

この小説はコンビニストアで働いている36歳の女性が主人公で、2016年に出版された現代小説です。日本に初めてコンビニストアができたのは、19745月です。そしてその数は増え続け、2023年には、約57万のコンビニストアが日本中にあります。ほとんどの店が24時間営業で、一つの店で働く店員の数は平均15人と言われています。つまり約855万人が日本中のコンビニで働いていることになります。今やコンビニストアは日本で生活する人々に欠かせない存在です。

 スペイン語のタイトルは、「店員」ですが、日本語のタイトルは「コンビニ人間」です。作者がなぜ「店員」ではなく、「人間」という言葉を使ったのでしょうか。現実にコンビニで働いている店員とこの小説の主人公、どこが違うのでしょうか。そんなことを考えながら読むと、日本社会が見えてくるかもしれません。また、この小説には、「マニュアル」、「非正規社員」、「非既婚者」などという言葉がよく出て来ます。これらは今の日本社会を象徴するキーワードです。これらに気を留めて読むと、日本社会がより深く理解できるかもしれません。この一冊を通して日本社会をのぞいてみてください。



村田沙耶香 

村田沙耶香(むらた さやか)は、1970年代生まれの女性小説家です。保守的な両親に育てられ、大学生になった頃には周囲から「金持ちの結婚相手を見つけ子どもを産むように」と言われていたようです。しかし本人はそんな話に耳も貸さずに、コンビニでアルバイトをしながら小説を書きはじめました。周りの人からのコメントへの反発心が彼女の作品に影響を与えているのかもしれません。


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